パブリック プレビュー:JBoss EAP on Azure App Service 向けクラスタリングのサポート
公開日: 3月 16, 2022
JBoss EAP のクラスタリングには、インスタンス間の負荷分散、フェールオーバー、セッション状態の共有、トランザクション管理などのサービスが含まれています。EAP クラスターには、マネージド ドメイン クラスターとスタンドアロン クラスターの 2 つの運用モードがあります。どちらの運用モードでも同じ機能が利用できます。違いは、お客様がサーバーを管理する方法だけです。
- マネージド ドメイン: この運用モードでは、ドメイン コントローラー (および 1 つ以上のホスト コントローラー) がクラスターの中央のコントロール プレーンです。
- スタンドアロン: この運用モードでは、クラスターの各メンバーが独自の構成を持ちます。
App Service では、JBoss EAP は常にスタンドアロン モードでデプロイされます。Azure は、コードのデプロイ、スケール イン/アウト、構成の更新などを行うための中央管理プレーンとして機能します。JBoss EAP サイトを作成してそれを仮想ネットワークに参加させると、JBoss EAP は自動的にクラスター構成プロファイルで起動され、ノード間通信に仮想ネットワークが使用されるようになります。
こちらのクイックスタートに従って、必要なリソースを含む ARM テンプレートをデプロイし、ステートフル セッション アプリケーションをデプロイし、セッション情報がクラスター間で配布されていることを確認できます。