パブリック プレビュー:Bot Framework 向け Azure Communication Services Chat

Bot Framework 向け Azure Communication Services Chat のパブリック プレビューが開始されました。この新機能により、開発者は Azure Bot Service 上に構築された会話型ボットを Azure Communication Services Chat に接続できます。この新機能は、人間のエージェントではなくボットが最初にサポートを提供する、カスタマー サポートの場面で特に役立つでしょう。対象となる主なユース ケースは次のとおりです。

解決までの時間を短縮する。エージェントへの引き継ぎを行う前に、ボットがユーザーに挨拶し、よくある質問に対応できるようにします。ボットに作業の一部を任せることで、担当者がより多くの問い合わせに対応する時間を短縮することができます。

通常の営業時間外でもお客様に対応する。Web サイトやモバイル アプリで、商品、営業時間、注文、返品などの問い合わせに 24 時間年中無休で対応することで、顧客満足度を向上させることができます。  何らかの理由でお客様があなたに連絡を取る必要がある場合、ボットがお客様の詳細を聞き取って質問をあなたに引き渡し、あなたが営業時間内に対応することができます。

AI を活用したスマート チャット エクスペリエンスを構築する。Azure Notification Hub などの他の Azure サービスを活用して、不在着信メッセージのプッシュ通知をモバイル ユーザーに送信したり、Azure Cognitive Services で感情分析を実行したりすることができます。

Chat チャネルのボットへの追加の詳細については、Microsoft Bot Framework の概要、または Azure Communications Services クイック スタートをご覧ください。

これらの変更およびその他の変更の詳細については、リリース ノートまたはドキュメントをご確認ください。