Power BI Embedded の行レベルのセキュリティである “username” プロパティの ASCII 文字へのサポート
公開日: 10月 18, 2018
Power BI Embedded をアプリケーションに統合する場合、行レベルのセキュリティを動的に使用する一般的な方法では、Power BI Desktop で埋め込みトークンのパラメーターを渡す USERNAME() 関数を使用して、データセットにロールを設定します。
フィールドは "username" と呼ばれますが、国、ブランチ、マシン ID など任意の値を渡すことができます。ただし、このフィールドは本来、Power BI ユーザー向けに設計されたものであり、UPN 値に制限されていました。これによって多数の顧客の利用に制限が課されたり、ETL プロセスでデータ自体を調整する必要が生じたりしていました。
この制限は解消されたため、このフィールドには任意の ASCII 文字を渡すことができるようになりました。データを調整する必要はありません。 また、このフィールドで複数の値を簡単に連結し、DAX を使用して複数の値を動的に解析し、フィルター処理することができます。
埋め込みに行レベルのセキュリティを使用する方法についての詳細をご覧ください。