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Power BI Embedded アプリケーションに推奨される TLS 1.2

公開日: 4月 10, 2019

Microsoft サービスとの通信のセキュリティをお客様が確実に制御できるようにするための Microsoft 全体のプログラムの一環として、お使いのアプリケーションの TLS バージョンを TLS 1.2 にアップグレードすることを強くお勧めします (今後のアップグレードも必要になります)。 

TLS とは?

TLS は"トランスポート層セキュリティ” の略称で、インターネットで通信される情報のプライバシーを保護するために設計された業界標準のプロトコルです。TLS は、HTTPS および TCP で通信する Web ブラウザーやアプリケーションの多くで使用されています。

.NET アプリケーションを使用している場合は、次のいずれかを実行してください。

  • お使いのアプリケーションが .NET Framework 4.6 以上で実行されている場合は、既定の構成を変更しない限り、その構成が引き続き機能します。
  • お使いのアプリケーションが 4.6 より前の .NET Framework で実行されている場合は、次のコード行を使用して、アプリケーションの起動時にプログラムでプロトコルを有効にできます。

System.Net.ServicePointManager  .SecurityProtocol |= SecurityProtocolType.Tls11 | SecurityProtocolType.Tls12;

Power BI API SDK では、バージョン 2.1.0 から .NET Standard 2.0 がサポートされます。これにより、TLS バージョン 1.2 のサポートが追加されます。 最新の SDK バージョンはこちらからダウンロードできます。

Powershell の場合- PowerShell スクリプトに [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.SecurityProtocolType]::Tls12 を追加します。

.NET ソフトウェア以外の場合- 該当のベンダーにお問い合わせください。ほとんどの言語では、簡単な構成エントリで行うことができます。

追加の情報については、「TLS 1.2 support at Microsoft」(Microsoft における TLS 1.2 のサポート) をご覧ください。

  • Power BI Embedded
  • Security

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