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Azure Virtual Machines の Oracle WebLogic Server のメジャーリリースが使用可能

公開日: 9月 22, 2020

Azure Linux 仮想マシンで Oracle WebLogic Server (WLS) を実行するソリューションのメジャーリリースが利用可能になったことをお知らせします。Microsoft と Oracle の広範なパートナーシップの一環として WebLogic チームと共同開発されたこれらのソリューションは、ミッション クリティカルなエンタープライズ Java ワークロードのリフトアンドシフト移行を可能にすることを目的としています。

2019 年 9 月に Oracle OpenWorld で発表されたこれらのソリューションの最初のリリースでは、基本イメージ、単一の作業インスタンス、クラスター化など、一般的な WLS on Azure デプロイのユース ケースがカバーされていました。このソリューションでは、仮想ネットワーク/ストレージのプロビジョニング、Linux/Java リソースのインストール、WLS の設定、ネットワーク セキュリティ グループを使用したセキュリティの構成などの定型的な操作を自動化します。最初のリリースでは、一部の WLS と Java バージョンのみがサポートされていました。

このリリースでは、オペレーティング システムと Oracle JDK および WLS の組み合わせのオプションが拡張されています (図 1 を参照)。また、このリリースでは、Azure App Gateway と WLS クラスターの自動プロビジョニングと統合も可能になりました (図 2 を参照)。さらに、Azure および Oracle Cloud 上のさまざまなデータベースとの自動統合が有効になりました (図 3 を参照)。最後に、このリリースでは、LDAP 経由で Azure Active Directory との自動統合が可能になりました (図 4 を参照)。

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2020 年以降の後続のリリースで、エラスティック スタックを使用した分散ログと、Oracle Coherence による分散キャッシュが提供される予定です。Oracle と Microsoft は、WebLogic Kubernetes オペレーターを使用して、Azure Kubernetes サービス (AKS) で同様の機能を有効にすることにも取り組んでいます。

これらのソリューションの詳細についてはこちらを参照してください。これらのソリューションを本番環境で使用して評価し、フィードバックを提供することをお勧めします。

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