Virtual Machine Scale Sets の新機能のプレビューを開始
公開日: 11月 04, 2019
Virtual Machine Scale Sets の新機能のプレビューが開始されました。これらの機能により、ランタイムおよびパフォーマンス機能が向上し、仮想マシンをより簡単に管理できるようになります。
- 仮想マシン スケール セットを作成し、後の VM 作成プロセス中に、異なる VM シリーズに属する VM を追加できます (可用性セットを使用して現在実行できる操作と同様)。
- 一連の VM を、単一の可用性ゾーンや可用性ゾーン内のさまざまな障害ドメインにデプロイすることで高可用性を実現します。
- Azure Shared Image Gallery からカスタム イメージを使用して、仮想マシン スケール セットの VM をプロビジョニングできるようになりました。この機能により、さまざまな VM 間でイメージを共有し、プロビジョニング時間を短縮するための迅速かつ簡単でスケーラブルな方法が提供されます。
- アプリケーション開発者には、アプリケーションをホストするインフラストラクチャをより細かく制御するための新しいオプションが用意されています。
- 終了ポリシーを定義することで、インフラストラクチャをより細かく制御できます。スケールインする VM でクリーンアップ サービスを実行するのに最大 15 分かかります。
- インスタンス保護を使用すると、スケールイン アクション中にプロビジョニング解除する必要のない VM を制御できます。
- カスタム スケールイン ポリシーを使用すると、VM をプロビジョニング解除する順番を決めることができます (たとえば、最も古いものまたは最も新しいものからプロビジョニング解除する)。
プレビューで利用可能になった新機能により、要件に合わせてアプリケーションを調整する方法の制御が強化され、アプリケーションを速やかに稼働状態にすることができます。