App Service の新しい VNet 統合機能の発表
公開日: 10月 17, 2017
Azure App Service では、新しいバージョンの VNet 統合機能によって、サービス エンドポイントや Azure ExpressRoute 接続をまたいでリソースにアクセスできるようになりました。
以前のバージョン同様、VNet Integration 機能では、お使いのアプリから仮想ネットワークへの呼び出しのみが可能です。この機能は、アプリへの受信トラフィックには影響しません。
この機能は、すべてのパブリック リージョンでプレビュー段階にあります。次の特性があります。
- ゲートウェイがなくても使用できます。
- ExpressRoute で接続された仮想ネットワークと統合することのほかに、追加構成なしで、ExpressRoute 接続をまたいでリソースにアクセスできます。
- アプリと仮想ネットワークは同じリージョンに存在する必要があります。
- 新しい機能では、Azure Resource Manager の仮想ネットワーク内に未使用のサブネットが必要です。
- Standard、Premium、Premium V2 のいずれかの App Service プランを使用する必要があります。
- 新しい機能は、新しい Azure App Service スケール ユニットからのみ使用できます。ポータルの VNet 統合 UI には、お使いのアプリで新しい機能を使用できるかどうかが示されます。
- 新機能では、プレビュー期間中、運用環境のワークロードはサポートされません。
- アプリは、Premium v2 にスケール アップできる Azure App Service デプロイ内に配置されている必要があります。
- この機能は、App Service Environment 内のアプリに対しては機能しません。
- 現在、Windows アプリでのみ機能します。
この機能を使用するには、ポータルでネットワーク UI に移動します。新しいプレビュー機能を使用するための表示を確認できます。統合の対象にする Resource Manager 仮想ネットワークを選択し、新しいサブネットを作成するか、空の既存のサブネットを選択します。
この機能の詳細については、ドキュメントを参照してください。