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Azure Site Recovery のデータ暗号化機能が 2022 年 4 月 30 日に廃止に

公開日: 2月 27, 2020

Azure Site Recovery のデータ暗号化機能が 2022 年 4 月 30 日に廃止されます。これは、Storage Service Encryption (SSE) を使用する、Azure Site Recovery によるより高度な保存時の暗号化に置き換えられます。SSE を使用すると、データは暗号化されてからストレージに保存され、取得時に復号化されます。また、Azure へのフェールオーバー時に、VM は暗号化されたストレージ アカウントから実行されるため、目標復旧時間 (RTO) が向上します。

どのような影響がありますか?

2022 年 4 月 30 日以降、廃止された暗号化機能を引き続き使用しているすべての VM でフェールオーバー操作が停止し、Azure Site Recovery を使用できなくなります。

どのような対応が必要ですか?

引き続きフェールオーバー操作が正常に終了するようにするために、2022 年 4 月 30 日までに、下記のように VM のレプリケーション ポリシーを新規作成してください。

各 VM に対して次の手順を行います。

  1. レプリケーションを無効にします
  2. 新しいレプリケーション ポリシーを作成します
  3. レプリケーションを有効にして、SSE が有効になっているストレージ アカウントを選択します。

SSE が有効になっているストレージ アカウントへの初期レプリケーションが完了すると、VM で Azure Site Recovery による保存時の暗号化が使用されるようになります。

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