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Azure Monitor のメトリックの統合

公開日: 3月 13, 2018

Power BI Embedded で Azure リソースの使用を最適化するためには、その状況を適切に監視、追跡して、あらゆる変化に対応する必要があります。これからは、統合された Azure Monitor のリソース メトリックを利用できます。

Azure Monitor のリソース メトリックを使うことで、Azure Portal 内の使いやすい UI から、リソースの状態や負荷に関するリアルタイム データを把握することができます。また、PowerShell コマンドREST API も提供されており、必要なリソースを自動的に監視できます。さまざまな測定単位や期間を基準にしてデータを表示することが可能です。

メトリック

リソースの負荷を追跡するためのメトリックが新たに 2 つ追加されました。

  • Query Duration (クエリ実行時間): 個々のクエリが完了するまでの時間に関する情報が得られます。たとえば平均時間の急増は、現行の SKU のクエリ処理ユニット (仮想コア) が不足していてクエリの処理が追い付いていないことを示している可能性があり、その場合は容量のスケーリングを検討する必要があります。もちろん、スケールアップするかスケールダウンするかのしきい値は、開発者の判断、データ、実行しているクエリの種類によって異なります。データセットや視覚エフェクトによって平均クエリ実行時間は大きく異なります。
  • Query Pool Queue Length (クエリ プール キューの長さ): 処理待ちになっているクエリの数についての情報が得られます。たとえばクエリ数の急増は、一度に照会するデータセットがご利用の容量に対して多すぎるために、メモリのページネーションが発生し、処理待ちのクエリが増加していることを示している可能性があります。この場合は、スケールアップによる RAM の増設を検討する必要があります。容量ごとのメモリについては、こちらをご覧ください。
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