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プレビュー

Azure Files での NFS v4.1 サポートのプレビューを開始

公開日: 9月 16, 2020

Azure Files は、サーバー メッセージング ブロック (SMB) と REST プロトコルに対応している分散型クラウド ファイル システムです。Azure Files は既に多くのお客様にご利用いただいており、レガシのワークロードをクラウドにリフトアンドシフトすることが簡単に、技術の変更や更新は一切不要でできる点が好まれています。SMB は Windows と UNIX の両方のオペレーティング システムで動作し、ほとんどのユース ケースに対応します。ただし、アプリケーションの中には POSIX 準拠のファイル システム用に作成されているものもあるため、同じような優れたエクスペリエンスが完全 POSIX 互換の NFS ファイル システムでも得られることがお客様から求められていました。本日、Azure Files での NFS v4.1 プロトコルのサポート開始をお知らせします。

Azure Files NFS v4.1 には、幅広いユース ケースがあります。Linux ファイル システム用に作成されたアプリケーションはどれでも、NFS 上で実行できます。プレビュー中に利用されたお客様のユース ケースをいくつかご紹介します。

Linux アプリケーション:

SAP などのアプリケーション用共有ストレージ、画像またはビデオ用ストレージ、モノのインターネット (IoT) シグナルなど。

エンド ユーザーのストレージ:

エンド ユーザーのホーム ディレクトリや Jupyter Notebook などのアプリケーションのホーム ディレクトリ用の共有ファイル ストレージ。リフトアンドシフトでデータセンターの NAS データをクラウドに移行するという例では、オンプレミスの占有領域を削減する一方でより多くの地域に俊敏に拡張することを目的としています。

コンテナーベースのアプリケーション:

Docker および Kubernetes 環境用の永続的ストレージ。また本日より、Azure Files での NFS サポートに対応する CSI ドライバーのプレビューも開始します。

データベース

Oracle データベースをホスティングし、そのバックアップを Recover Manager (RMAN) を使用して取得する。 Azure Files Premium レベルは、データベースのワークロードに合わせて高度に最適化されています。

詳細情報

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