メイン コンテンツにスキップ

Azure Container Service は 2020 年 1 月 31 日に廃止予定

公開日: 12月 05, 2018

Azure Kubernetes Service (AKS) は、Kubernetes の管理、デプロイ、および運用を簡素化するために 2017 年に導入されました。これによって Kubernetes 用の Azure Container Service (ACS) 機能は完全に置き換えられるため、ACS のスタンドアロン サービスは 2020年 1 月 31 日に廃止されます。

Kubernetes オーケストレーターを使用する場合は、2020 年 1 月 31 日までに AKS に移行してください。次の機能強化を利用するために、なるべく早く切り替えることをお勧めします。

·     Azure におけるマネージド Kubernetes クラスターの簡略化されたデプロイ

·     Kubernetes の管理の複雑さと運用オーバーヘッドの軽減

·     AKS によって処理される正常性監視、メンテナンスなどの重要なタスク

Docker または DC/OS で ACS を使用する場合は、以下でお勧めするように、ソリューション テンプレートに移行してください。

影響について

2020 年 1 月 31 日以降、すべての ACS API がブロックされます。また、ポータル、CLI、または Resource Manager テンプレートを使用して、新しいクラスターを作成することや、既存のクラスターを更新またはスケーリングすることもできなくなります。ただし、既存のクラスターの一覧表示や、クラスターの削除は、これらのクライアント ツールで引き続き行うことができます。 その上で実行されている既存のクラスターとアプリケーションは 2020 年 1 月 31 日を過ぎても引き続き機能しますが、テクニカル サポートをご利用いただけなくなり、機能強化が行われなくなります。

アンマネージド コンテナー オーケストレーター クラスターの作成に使用される acs-engine プロジェクトも非推奨となっているため、積極的な開発は行われません。このプロジェクトの Kubernetes 部分は新しいリポジトリである aks-engine に移行されました。Azure で Kubernetes を支援するオープンソースの作業はそこで継続されます。ACS と同様に、acs-engine を使用してデプロイされた既存のクラスターは引き続き動作し、aks-engine では、スケーリングおよびアップグレード操作のために下位互換性が提供されます。新しいクラスターについては、aks-engine を使用するよう移行をお勧めします。

推奨アクション

2020 年 1 月 31 日までに、ACS から次のいずれかのオプションに移行してください。

Kubernetes で ACS を使用する場合は、Azure Kubernetes Service に移行するか、aks-engine オープンソース プロジェクトに移行します。

Docker で ACS を使用する場合は、Basic または Standard/Advanced Docker Enterprise Edition for Azure ソリューション テンプレートに移行します。

DC/OS で ACS を使用する場合は、Mesosphere DC/OS Enterprise または Mesosphere DC/OS オープン ソース ソリューション テンプレートに移行します。

その他のご質問こちらからお問い合わせください

  • Azure Container Service
  • Azure Kubernetes Service (AKS)
  • Retirements