Azure Blob Storage on IoT Edge の一般提供開始
公開日: 8月 08, 2019
Azure Blob Storage on IoT Edge は、Windows と Linux の両方で、一般提供が開始されました。この軽量で、Azure と整合性のある IoT モジュールにより、ローカルのブロック BLOB ストレージが提供され、deviceToCloudUpload プロパティを使用してローカルのブロック BLOB ストレージから Azure にデータが自動的にアップロードされます。さらに、指定した時間が経過した後、またはdeviceAutoDelete プロパティを使用してデータが Azure に正常にアップロードされたときに、ローカルのブロック BLOB ストレージからデータを自動的に削除できます。
以下のシナリオで利用できます。
- 多くのデータを処理する場合。これには、アンケートや行動データを取得する業界からのデータが含まれます。この場合、ローカルでデータを処理し、そのデータにアクセスする際の待機時間を短くすることで効率を上げることができます。
- 接続が制限された場所にデバイスがある場合。
- 緊急事態に可能な限り速やかに対応できるように、ローカルでデータを効率的に処理し、そのデータにアクセスする際の待機時間を短くする場合。
- 帯域幅コストを抑える必要がある場合や、テラバイト規模の生データをクラウドに転送する場合。ローカルでデータを処理してから、処理したデータのみをクラウドに送信します。
サポートされているコンピューター アーキテクチャ:
- Windows AMD64
- Linux AMD64
- Linux ARM32
- Linux ARM64 (プレビュー)
参考資料: