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一般提供:Data Lake Storage Gen2 のアクセス時間ベースのライフサイクル管理ルール

公開日: 3月 29, 2022

Azure Storage では、Azure Data Lake Storage Gen2 でのオブジェクトのアクセス時間追跡がサポートされるようになりました。また、オブジェクトの最終アクセス時刻を使用して、指定された期間にアクセスがない場合に BLOB をよりクールなアクセス層に移動するためのライフサイクル管理ルールを定義することができます。さらに、ライフサイクル ルールで自動階層化を有効にすると、アクセス時にオブジェクトをよりホットなアクセス層に自動的に戻すことができます。この更新プログラムにより、以前 Azure Blob ストレージに追加されたアクセス時間追跡と関連するライフサイクル管理のサポートが、Data Lake Storage に拡張されました。

Azure Storage の一部のデータは、一度書き込まれると何度も読み込まれます。このようなデータのライフサイクルを効果的に管理し、ストレージ コストを最適化するためには、データの最終アクセス時刻を知ることが重要です。ストレージ アカウントでアクセス時間追跡を有効にすると、ファイルが読み込まれたときにその最終アクセス時間プロパティが更新されます。そしてお客様は、最終アクセス時間に基づいて、次のようにライフサイクル管理ポリシーを定義することができます。

  • 指定された期間にファイルにアクセスがない場合、オブジェクトをよりホットなアクセス層からよりクールなアクセス層に移行させる。
  • ファイルに再びアクセスがあったときは、オブジェクトをよりクールなアクセス層からよりホットなアクセス層に自動的に移行させる。
  • オブジェクトに長期間アクセスがない場合は、それを削除する。

アクセス時間追跡は、Data Lake Storage Gen2 内のファイルに対してのみ有効です。ディレクトリでは利用できません。

アクセス時間追跡は無料で有効にできます。アクセス時間の更新は、「その他の操作」として課金されます。 お客様のストレージ アカウントにライフサイクル管理ポリシーを設定するのは無料です。お客様には、ポリシーによって呼び出された Set Blob Tier API コールの通常の操作コストが課金されます。削除操作は無料です。価格の詳細については、Azure Data Lake Storage の価格をご覧ください。

詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

  • Azure Data Lake Storage
  • ストレージ アカウント
  • Features
  • Management