Azure Archive Storage
アクセスの頻度が非常に低いデータを、業界随一の価格で保存できます。
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最も低価格のアーカイブ ストレージ層
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保存データを自動で暗号化
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ホットおよびクール ストレージ層とシームレスに統合
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大手データ管理パートナーによるサポート
低コストで高い価値
急激なデータ増加があったとしても、データ ストレージやデータ管理の急激なコスト増加が必要というわけではありません。Azure Archive Storage は、アクセスの頻度が非常に低いデータ向けに、待機時間の要件を柔軟に設定できる、可用性の高い持続的で安全なクラウド ストレージを低コストで提供します。テラバイト規模のデータを、月々ほんの数ドルでクラウドに保存することで、ストレージ インフラストラクチャを他の重要なビジネス上の目的のために使用できます。
開始時から安全性を確保
アクセスの頻度が非常に低いからといって、重要ではないということはありません。財務、医療、従業員に関する機密データを何年も保持しておくことが企業に求められる業界はたくさんあります。そのようなデータをクラウドに移行する場合、最高レベルのセキュリティでデータを保護したいと思われることでしょう。Archive Storage は、HTTPS を使用したクラウドへの安全なデータ転送を提供するとともに、256 ビットの AES キーを使用して、保存データを自動的に保護します。
より簡単な管理と BLOB レベルの階層制御
Azure Archive Storage は、Blob Storage で使用可能な別のストレージ層です。ホット、クール、アーカイブのオブジェクトがすべて、同じアカウントに同時に存在できます。さらに、BLOB レベルの階層制御の導入により、Azure portal で 1 回クリックするだけでオブジェクトの階層を変更できます。あるいは、REST API (または .NET、Java、Python、およびその他多数の SDK) を使用して、オブジェクトを必要なだけプログラムで変更することもできます。
アーカイブ ストレージのユース ケース
長期的なバックアップの保持
多くの組織で、サーバーとデスクトップの複数年にわたる PB 規模のデータ バックアップを保持し、それらを高価なストレージ アレイに保管しています。Azure Archive Storage には、それらのバックアップを保持し、他の生産的な用途のためにストレージ容量を解放するための安全かつ低コストの手段が用意されています。
ビジネス ポリシーにより委託されたデータ アーカイブ
企業は、日常業務の過程で PB のデータを生成し、法的コンプライアンス要件を満たすことができます。会社の方針で、そのデータ (機密扱いの人事記録、メール、財務/税務記録) の永続的な保持を定めていることがよくあります。Archive Storage を ISV の Smart Archive 製品と組み合わせて使用すると、低コストのコンテンツ アーカイブ ソリューションを実現できます。
医療データのアーカイブ
医療機関では、患者の医療記録データを数年間保持することが求められるようになってきています。それらの記録に高解像度の画像や超音波関連のコンテンツが含まれていると、患者データの保存要件がすぐに厳しくなる可能性があります。医療従事者は Azure Archive Storage を使用すると、機密性の高い医療データ用に安全かつグローバル準拠のストレージを提供するとともに、ストレージ コストを削減できます。
磁気テープに代わるもの
テープ ストレージ インフラストラクチャの保守には費用がかかり、多くの場合、特殊な機器と専門知識が必要になります。Archive Storage は、テープ ストレージの代わりとなるもので、費用対効果が高く、メンテナンス性に優れています。
デジタル メディア コンテンツの保持
作成者は、オリジナルのデジタル メディアの開発に使用される、PB 規模の動画および画像コンテンツを生成する場合があります。Archive Storage を使用すると、作成者はオリジナルのソース コンテンツ用の低コストのストレージ リポジトリが得られます。そのコンテンツを別のプロジェクトで使用する必要が生じた場合でも、BLOB レベルの階層制御によって、コールド ストレージからホット ストレージに簡単に移行できます。
セキュリティ/公共の安全に関するデータの保持
個人と企業の安全を脅かす脅威が増え続け、巧妙化するにつれて、ビデオ監視の需要も増えています。官公庁や民間企業は、国民や資産を守るために日々膨大な量の監視カメラ映像を生成しています。Archive Storage は、そのデータを格納するための低コストのオプションです。
包括的なセキュリティとコンプライアンス、組み込み
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Microsoft では、サイバーセキュリティの研究と開発に年間 USD10 億を超える投資を行っています。
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Microsoft には、データ セキュリティとプライバシーを専門とする 3,500 人を超えるセキュリティ エキスパートがいます。
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Azure は、他のあらゆるクラウド プロバイダーを上回る数の認定を受けています。包括的なリストをご確認ください。
Azure 無料アカウントで作業を開始する
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クレジットがなくなった後に、同じ無料サービスでビルドを続けるには、従量課金制に移行してください。月々の無料使用分を超えた場合にのみ、お支払いいただきます。
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Microsoft は Forrester Consulting に委託して Total Economic Impact™ (TEI) の調査を実施し、Azure Archive Storage のデプロイによって企業にもたらされる可能性のある ROI を調査しています。レポートはこちらからお読みください。