Windows Server のイノベーションが新たなステージへ

2020年1月14日 に投稿済み

Director, Windows Server and Azure Product Marketing

本日 2020 年 1 月 14 日をもちまして、Windows Server 2008 と Windows Server 2008 R2 のサポートが終了します。本 OS は、32 bit 演算から 64 bit 演算への移行やサーバー仮想化のような新しい要素を取り入れ、多くのお客様にご愛顧いただきました。多数のユーザーにご利用いただいた本 OS のサポートは、本日をもちまして終了いたしますが、マイクロソフトでは今後もクラウド コンピューティングやハイブリッド クラウド、およびデータに関する新しいイノベーションの成果を活用し、新時代に対応したサーバー ワークロードの実現に向けて邁進してまいります。

マイクロソフトにテクノロジ パートナーとしてのご信頼をお寄せいただき、誠にありがとうございます。マイクロソフトでは、テクノロジ イノベーションの最新の成果を適用してサーバー ワークロードを最新化するだけでなく、今回のサポート終了に伴う移行に関して、すべてのお客様に支援を提供していきたいと考えております。

なお、マイクロソフトでは移行をご検討中のお客様のために、さまざまなオプションをご用意しています。こちらの記事 (英語) では、クラウド コンピューティングと Windows Server を併せて活用できるようにする移行方法についてご説明しています。以下に Windows Server のワークロードに Azure を利用されているお客様をご紹介します。

Windows Server のワークロードに Azure を利用されているお客様

All ScriptsTencent (英語)Alaska Airlines (英語)Altair Engineering (英語) などのお客様が、Azure を使ってアプリケーションやサービスを最新化されています。そうした企業の優れた例として、JB Hunt Transport Services, Inc. が挙げられます。同社は、常時 350 万台以上のトラックを運用している輸送企業です。

Azure でデジタル変革を推進した JB Hunt の取り組みについては、こちらのページでご紹介しています。

JB Hunt のトラック (動画へのリンク)

Windows Server のワークロードのために Azure を利用するには

Windows Server のワークロードは、Azure Virtual MachinesAzure VMware ソリューションAzure Dedicated Host といったさまざまな方法を使って Azure で展開することができます。Azure ハイブリッド特典を適用して既存の Windows Server ライセンスを Azure で利用することもできます。今回の特典は、Azure ハイブリッド特典を利用するだけで、40% のコスト節約が可能という、そのメリットをすぐに実感していただけます。Azure の総保有コスト (TCO) 計算ツールを使って、ワークロードを Azure に移行させた場合の節約額を試算されてはいかがでしょうか。

Windows Server のワークロードをクラウドへ移行させるケースに向けて、Azure はほかにもアプリケーションのモダナイゼーションに関するオプションを提供しています。たとえば、リモート デスクトップ サービスは Azure の Windows Virtual Desktop に移行させることができます。このサービスは、最高の仮想デスクトップ エクスペリエンスとマルチセッションの Windows 10 を提供しており、柔軟なスケーリングが可能となっています。オンプレミスの SQL Server は Azure SQL Database への移行が可能です。こちらのサービスは Hyperscale、人工知能、先進的な脅威検出機能を提供し、お客様のデータベースの最新化とセキュア化を実現します。さらに、パッチやアップグレードを適用することなく、アプリケーションをずっとご利用いただける点も、多くの IT 組織には非常に大きなメリットになります。

Azure における拡張セキュリティ更新プログラムの無償提供

多くの組織にとって、全社的なアップグレード作業には多大な時間がかかるものです。そこで、お客様には、ワークロードの保護を今後も継続していただけるよう、3 年間にわたって拡張セキュリティ更新プログラムを提供いたします。詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。このプログラムは、Azure 上の Windows Server 2008 サーバーおよび Windows Server 2008 R2 サーバーにのみが対象となります。同プログラムを利用すれば、業務に必須なアプリケーションやサービスの移行作業を、時間に余裕を持って計画することができます。

オンプレミスの Windows Server で最新のイノベーションを活用するには

お客様の業務の性質上、サーバーをオンプレミスで維持する必要がある場合は、最新の Windows Server へのアップグレードを推奨いたします。

Windows Server 2019 は、過去のどのバージョンよりも早いペースで導入されている、最新バージョンの Windows Server です。世界中のお客様が数百万のインスタンスを展開されています。Windows Server 2019 のハイブリッド機能は、オンプレミスの Windows Server と Azure の統合を、お客様の思い通りに行っていただけるように設計されました。Windows Server 2019 には、Windows Defender Advanced Threat Protection (ATP) や Windows Defender Exploit Guard といった新たなセキュリティ レイヤーが追加されています。こうした機能は、Azure への接続によってさらに強化されます。Windows コンテナーをサポートする Kubernetes を利用して、コンテナー化された最新の Windows アプリケーションをオンプレミスや Azure に展開することもできます。

Windows Server をオンプレミスで動作させている場合でも、バックアップや更新管理、監視、セキュリティのために、Azure サービスを利用することができます。以上のような機能を利用されたい場合は、Windows Admin Center をお試しください。これは無償で提供されているブラウザベースのアプリケーションで、Windows Sever のライセンスに含まれています。このアプリケーションでサーバー管理がこれまでにないほど容易になります。

Window Server のワークロードを変革しましょう

Windows Server 2019 の最新リリースは、これまでにも増して容易にご利用できるようになっています。

2020 年 2 月 26 日に開催される Azure Migration Virtual Event (Azure 移行仮想イベント) (英語) に参加し、Windows Server や SQL Server のワークロードを Azure に移行させる際のベストプラクティスや、よくある問題について情報を得ましょう。

また本日をもちまして、Windows 7 のサポートも終了します。こちらの詳細については、Microsoft 365 ブログ (英語) をご覧ください。