Virtual Machines の SLA

最終更新:2020 年 1 月

  • すべての仮想マシンに、同じ Azure リージョン内の 2 つ以上の可用性ゾーンにまたがりデプロイした 2 つ以上のインスタンスがある場合、マイクロソフトは、99.99% 以上の時間において少なくとも 1 つのインスタンスに対する仮想マシン接続が確保されることを保証します。
  • すべての仮想マシンに、同じ可用性セットまたは同じ専用ホスト グループにデプロイした 2 つ以上のインスタンスがある場合、マイクロソフトは、99.95% 以上の時間において少なくとも 1 つのインスタンスに対する仮想マシン接続が確保されることを保証します。
  • すべてのオペレーティング システム ディスクおよびデータ ディスクについて Premium SSD または Ultra ディスクを使用する単一インスタンス仮想マシンについては、マイクロソフトは 99.9% 以上の時間において仮想マシン接続が確保されることを保証します。

本 Microsoft Online Services サービス レベル契約 (以下「本 SLA」といいます) は、お客様のマイクロソフト ボリューム ライセンス契約 (以下「本契約」といいます) の一部としてマイクロソフトが作成するものです。本 SLA で使用されている用語のうち定義のないものについては、本契約における定義が適用されます。本 SLA は本 SLA に規定する Microsoft Online Services (以下「本サービス」といいます) に適用されますが、本サービスまたは本サービスに含まれるオンプレミス ソフトウェアと共にまたは関連して提供される別のブランドのサービスには適用されません。

マイクロソフトが本 SLA に規定されている各本サービスのサービス レベルを達成および維持しない場合、お客様は、月間サービス料金の一部についてクレジットの適用を受けることができます。マイクロソフトは、お客様のサブスクリプションの初回契約期間中にお客様の SLA の条件を変更することはありません。ただし、お客様がサブスクリプションを更新する場合、更新期間の開始時点における本 SLA の最新バージョンが、更新期間中適用されます。お客様に不利になる重要な変更が本 SLA に加えられる場合、マイクロソフトは 90 日以上前に通知します。

定義

当該月期間」とは、サービス クレジットの支払義務を負う暦月について、お客様が本サービスのサブスクライバーである日数を意味します。

当該月間サービス料金」とは、サービス クレジットの支払義務を負う月に適用される、お客様が本サービスに対して実際に支払った合計料金を意味します。

ダウンタイム」は、以下のサービス固有の条件において本サービスごとに定義されます。

エラー コード」とは、5xx の範囲の HTTP 状態コードなど、操作が失敗したことを示す表示を意味します。

外部接続」とは、パブリック IP アドレスから送受信することができる、HTTP および HTTPS などのサポートされているプロトコルを介した双方向のネットワーク トラフィックを意味します。

インシデント」とは、ダウンタイムの原因となる (i) 単一のイベント、または (ii) 一連のイベントを意味します。

管理ポータル」とは、お客様が本サービスを管理するために使用することができる、マイクロソフトが提供する Web インターフェイスを意味します。

サービス クレジット」とは、当該月間サービス料金のうち、マイクロソフトによる申し立ての承認後にお客様に返金される割合を意味します。

サービス レベル」とは、マイクロソフトが本サービスの提供において遵守することに同意した、本 SLA に規定するパフォーマンスの指標を意味します。

サービス リソース」とは、本サービス内で使用できる個々のリソースを意味します。

成功コード」とは、2xx の範囲の HTTP 状態コードなど、操作が成功したことを示す表示を意味します。

サポート期間」とは、本サービスの機能または別の製品もしくはサービスとの互換性がサポートされる期間を意味します。

条件

申し立て
マイクロソフトが申し立てを検討するためには、お客様はその申し立てを、マイクロソフトが当該申し立てを検証するために必要なすべての情報と共に Microsoft Corporation のカスタマー サポートに提出しなければなりません。この情報には、(i) インシデントの詳細な説明、(ii) ダウンタイムの発生日時および継続期間に関する情報、(iii) 影響を受けたユーザー (該当する場合) の数および所在地、ならびに (iv) インシデント発生時にお客様がインシデント解決のために講じた措置の説明、を含みますが、これらに限定されません。

Microsoft Azure に関連する申し立てについては、申し立ての対象インシデントが発生した請求期間 (月) の末日から 2 か月以内に、マイクロソフトがその申し立てを受理していなければなりません。他のすべての本サービスに関する申し立てについては、かかるインシデントが発生した月の翌月末までに、マイクロソフトがその申し立ておよび必要なすべての情報を受理している必要があります。たとえば、インシデントが 2 月 15 日に発生した場合、マイクロソフトは申し立ておよび必要なすべての情報を 3 月 31 日までに受理していなければなりません。

マイクロソフトは、合理的な方法で入手可能なあらゆる情報を評価して、サービス クレジットを支払うべきか否かを誠実に判断します。マイクロソフトは、当該サブスクリプション月内、かつ受領から 45 日以内に申し立てを処理するため、商業的に合理的な努力を行います。お客様は、サービス クレジットの適用を受けるためには、本契約を遵守していなければなりません。お客様に対してサービス クレジットを支払う義務があるとマイクロソフトが判断した場合、マイクロソフトはお客様の当該月間サービス料金にサービス クレジットを適用します。

お客様が複数の本サービスを (スイートとしてではなく) 購入する場合、お客様は、上記のプロセスに従って、各本サービスを個別の SLA の対象とみなし、申し立てを行うことができます。たとえば、お客様が Exchange Online および SharePoint Online の両方を (スイートの一部としてではなく) 購入し、サブスクリプションの期間中、インシデントによって両方の本サービスのダウンタイムが発生した場合、お客様は、本 SLA に基づいて 2 件の申し立てを提出することによって、2 件の個別のサービス クレジット (本サービスごとに 1 つ) の適用を受けることができます。同じインシデントが原因で特定の本サービスについて複数のサービス レベルが満たされなかった場合、お客様はそのインシデントに基づいて申し立てを行うサービス レベルを 1 つだけ選ぶ必要があるものとします。特定の SLA に別途規定されている場合を除き、当該月期間において本サービスごとに認められるサービス クレジットは 1 件のみです。

サービス クレジット
サービス クレジットは、本契約および本 SLA に基づく本サービスのパフォーマンス上の問題または可用性の問題に対するお客様の唯一かつ排他的な権利です。お客様は、パフォーマンス上の問題または可用性の問題について、当該月間サービス料金を一方的に相殺することはできません。

サービス クレジットは、サービス レベルが満たされなかった特定の本サービス、サービス リソース、またはサービス層について支払われた料金にのみ適用されます。サービス レベルが個々のサービス リソースまたは別個のサービス層に適用される場合、サービス クレジットは、適宜影響を受けたサービス リソースまたはサービス層について支払われた料金にのみ適用されます。特定の本サービスまたはサービス リソースについて 1 請求月に付与されるサービス クレジットは、いかなる場合も、その請求月における当該本サービスまたはサービス リソースについてのお客様の月額サービス料金を超えることはありません。

スイートの一部としてまたは他の単一サービスとして本サービスを複数購入した場合、各本サービスの当該月間サービス料金およびサービ�� クレジットは比例配分されます。

お客様がリセラーから本サービスを購入した場合、お客様はサービス クレジットをリセラーから直接受領し、リセラーはマイクロソフトから直接サービス クレジットを受領します。サービス クレジットは、該当する本サービスに対してマイクロソフトが合理的な裁量によって決定する参考価格を基準とします。

制限事項
本 SLA および該当するサービス レベルは、次の要因によるパフォーマンス上の問題または可用性の問題には適用されません。

  1. マイクロソフトが合理的な方法で制御不能な要因によるもの (自然災害、戦争、テロ行為、暴動、政府機関の行為、またはマイクロソフトのデータ センター外部のネットワーク障害やデバイス障害など。お客様のサイトにおけるもの、またはお客様のサイトとマイクロソフトのデータ センターとの間におけるものを含む)
  2. マイクロソフトが提供したもの以外のサービス、ハードウェアまたはソフトウェアの使用に起因するもの (帯域幅の不足に起因する問題または第三者のソフトウェアもしくはサービスに関連する問題を含みますがこれらに限定されません)
  3. マイクロソフトが本サービスの使用上の改善をお客様に助言した後に、お客様が助言されたとおりの改善を実施せずに本サービスを使用したことに起因するもの
  4. 本サービス、機能またはソフトウェアのプレビュー版、プレリリース版、ベータ版、または試用版 (マイクロソフトの定めるところによる) の期間中またはこれらに関して発生したもの、またはマイクロソフトのサブスクリプション クレジットを使用してなされた購入に関して発生したもの
  5. お客様の従業員、代理人、下請業者、ベンダーもしくはお客様のパスワードまたは機器を使用してマイクロソフトのネットワークにアクセスできる者が許可されていない行為を行ったことまたは必要な行為を行わなかったことに起因するもの、またはお客様が適切なセキュリティ対策に従わなかったことに起因するもの
  6. お客様が、所要構成要件を遵守せず、サポート対象プラットフォームを使用せず、利用規定に従わなかったことに起因するもの、または、お客様が本サービスの機能に適合しない (サポートされていない操作の実行を試みることなど)、またはマイクロソフトから公開されているガイダンスに適合しない方法で本サービスを使用したことによるもの
  7. 誤った入力、命令、または引数に起因するもの (存在しないファイルに対するアクセス要求など)
  8. お客様が規定のクォータを超える操作を実行しようとしたこと、またはマイクロソフトが不正行為と疑われる行為を調整したこと、に起因するもの
  9. 関連するサポート期間以外で本サービスの機能をお客様が使用したことに起因するもの
  10. インシデント発生の時点で予約済みであっても未払のライセンス

オープン、オープン バリュー、およびオープン バリュー サブスクリプション ボリューム ライセンス契約を通じて購入された本サービス、ならびにプロダクト キーの形態で購入された Office 365 Small Business Premium スイートに含まれる各本サービスでは、サービス料金に基づくサービス クレジットの適用を受けることはできません。これらの本サービスにおいては、お客様が適用を受けることができるサービス クレジットは、サービス料金ではなくサービス時間 (例: 日数) の形態で返金されます。また、「当該月間サービス料金」という記述は「当該月期間」に変更されます。

用語の追加定義

可用性セット」とは、単一障害点を避けるために異なる障害ドメインにデプロイされた 2 つ以上の仮想マシンを意味します。

可用性ゾーン」は、Azure 領域内の障害分離領域であり、冗長電源、冷却、およびネットワークを提供します。

Azure Dedicated Host」は、1 台以上の Azure 仮想マシンをホストする物理サーバーに、任意の SLA に必要な autoReplaceOnFailure の設定 (既定) を提供します。

データ ディスク」とは、仮想マシンに接続される永続仮想ハード ディスクであって、アプリケーション データの格納に使用されるものを意味します。

専用ホスト グループ」とは、単一障害点を避けるために Azure リージョン内の異なる障害ドメインにデプロイされた Azure Dedicated Hosts の集合を意味します。

障害ドメイン」とは、電源およびネットワーク接続などの共通のリソースを共有するサーバーの集合を意味します。

オペレーティング システム ディスク」とは、仮想マシンに接続される永続仮想ハード ディスクであって、仮想マシンのオペレーティング システムの格納に使用されるものを意味します。

単一インスタンス」とは、可用性セットにデプロイされていない、または可用性セットにデプロイされた 1 つのインスタンスのみを保有している、単一の Microsoft Azure 仮想マシンと定義されます。

仮想マシン」とは、個別に、可用性セットの一部として、または専用ホスト グループを使用してデプロイできる永続的なインスタンスの種類を意味します。仮想マシンは、Azure のマルチテナント環境にデプロイするか、または Azure Dedicated Hosts を使用して分離された単一のテナント環境にデプロイできます。

仮想マシン接続」とは、仮想マシンと、仮想マシンが許可されたトラフィック用に構成されている、TCP または UDP ネットワーク プロトコルを使用する他の IP アドレスとの間の、双方向ネットワーク トラフィックを意味します。この IP アドレスは、仮想マシンと同じクラウド サービス内の IP アドレスでも、仮想マシンと同じ仮想ネットワーク内の IP アドレスでも、ルーティング可能なパブリック IP アドレスでも構いません。

可用性ゾーンに含まれる仮想マシンの月間稼働率の計算およびサービス レベル

最大利用時間 (分)」とは、同じリージョン内にデプロイされた 2 つ以上の可用性ゾーンにまたがって 2 つ以上のインスタンスを持つ、1 請求月間における合計累積時間 (分) です。最大利用時間 (分) は、お客様が開始した操作の結果として、同じリージョンの 2 つ以上の可用性ゾーンにまたがって 2 つ以上の仮想マシンの両方が開始された時点から、お客様が仮想マシンを停止または削除する操作を開始した時点まで測定されます。

ダウンタイム」とは、最大利用時間 (分) のうち同じリージョン内の仮想マシン接続が確保されていなかった時間の合計累積時間 (分) です。

可用性ゾーンに含まれる仮想マシンの「月間稼働率」とは、特定の Microsoft Azure サブスクリプションの 1 請求月間について、最大利用時間 (分) からダウンタイムを差し引き、最大利用時間 (分) で割った値です。月間稼働率を数式で表すと、次のようになります。

月間稼働率 (%) = (最大利用時間 (分) - ダウンタイム) / 最大利用時間 (分) x 100

同じリージョン内の 2 つ以上の可用性ゾーンにデプロイされたお客様の仮想マシン使用には、以下のサービス レベルおよびサービス クレジットが適用されます。

月間稼働率 サービス クレジット
< 99.99% 10%
< 99% 25%
< 95% 100%

可用性セットまたは同じ専用ホスト グループに含まれる仮想マシンの月間稼働率の計算およびサービス レベル

最大利用時間 (分)」とは、同じ可用性セットまたは同じ専用ホスト グループにデプロイされた 2 つ以上のインスタンスを持つすべての仮想マシンの、1 請求月間における合計累積時間 (分) です。最大利用時間 (分) は、お客様が開始した操作の結果として同じ可用性セットまたは同じ専用ホスト グループ内の 2 つ以上の仮想マシンの両方が開始された時点から、お客様が仮想マシンを停止または削除する操作を開始した時点まで測定されます。

ダウンタイム」とは、最大利用時間 (分) のうち仮想マシン接続が確保されていなかった時間の合計累積時間 (分) です。

仮想マシンの「月間稼働率」とは、特定の Microsoft Azure サブスクリプションの 1 請求月間について、最大利用時間 (分) からダウンタイムを差し引き、最大利用時間 (分) で割った値です。月間稼働率を数式で表すと、次のようになります。

月間稼働率 (%) = (最大利用時間 (分) - ダウンタイム) / 最大利用時間 (分) x 100

お客様による可用性セットまたは同じ専用ホスト グループ内の仮想マシンの使用には、以下のサービス レベルおよびサービス クレジットが適用されます。

月間稼働率 サービス クレジット
< 99.95% 10%
< 99% 25%
< 95% 100%

単一インスタンス仮想マシンの月間稼働率の計算およびサービス レベル

月内時間 (分)」とは、任意の月における総時間 (分) です。

ダウンタイム」とは、月内時間 (分) のうち仮想マシン接続が確保されていなかった時間の合計累積時間 (分) です。

月間稼働率」は、すべてのオペレーティング システム ディスクおよびデータ ディスクについて Premium SSD または Ultra ディスクを使用する単一インスタンス仮想マシンでダウンタイムが発生した月内時間 (分) の割合が算出されます。

月間稼働率 (%) = (月内時間 (分) - ダウンタイム) / 月内時間 (分) x 100

お客様による単一インスタンス仮想マシンの使用には、以下のサービス レベルおよびサービス クレジットが適用されます。

月間稼働率 サービス クレジット
< 99.9% 10%
< 99% 25%
< 95% 100%

バージョン履歴

1.9 最終更新:2020 年 1 月
リリース ノート:Azure Dedicated Host (ADH) の保証の追加

1.8 最終更新:2018 年 3 月
リリース ノート:2 つ以上の可用性ゾーンにデプロイされた仮想マシンの SLA を追加。

1.7 最終更新: 2018 年 3 月
リリース ノート:単一インスタンス仮想マシンメンテナンスに関連するダウンタイムの除外を削除

1.6 最終更新: 2017 年 4 月
リリース ノート:誤字を修正するため、月間稼働率の計算式に「x 100」を追加しました。

1.5 最終更新: 2017 年 3 月
リリース ノート:SLA 強化のため、稼働率が 95% を下回った場合の 100% のサービス クレジットの保証を追加しました。また、単一インスタンス SLA の Premium Storage を使用している必要があるという要件から一時ディスクを除外しました。

1.4 最終更新: 2016 年 11 月
リリース ノート:最大利用時間 (分) に関する更新を行いました。

1.3 最終更新: 2016 年 11 月
リリース ノート:単一インスタンス仮想マシンの SLA を新しく追加しました。

1.2 最終更新: 2016 年 7 月
リリース ノート:SLA を更新し、仮想マシン接続を追加しました。

1.1 最終更新: 2016 年 4 月
リリース ノート:Virtual Machines のセクションを Cloud Services の SLA から Virtual Machines の SLA に移動しました。

1.0 最終更新: 2015 年 3 月

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