ナビゲーションをスキップする

移行

柔軟かつ強力なクラウド移行戦略で、ビジネスへの影響を最小限に抑えながら、価値を早期に実現できます。

長期運用を見据えた移行

このフェーズでは、広く採用されている 4 つの方法を使用したクラウド移行についてご紹介します。これらの方法をご確認のうえ、ご自身のアプリケーションに最適な組み合わせを特定してください。たとえば、あまり戦略的に重要ではないアプリはコードを変更せずにリホスト (別称 "リフト アンド シフト") し、ビジネスに不可欠なその他のアプリは、サービスに分解してリアーキテクトするという選択も可能です。

"Create a multifaceted application strategy to determine when rehosting, refactoring, rebuilding or replacing applications delivers value, and how new applications can be built using cloud-optimized and cloud-native design principles."

Gartner、『Devise an Effective Cloud Computing Strategy by Answering Five Key Questions』、David W. Cearley、2015 年 11 月発行、2017 年 6 月 23 日更新

それぞれのクラウド移行ソリューションについて使用する場面と方法を調べ、自身の目的に合う方法を確認する

Rehost

"リフト アンド シフト" による移行と呼ばれることも多いこのオプションは、コードを編集することなく既存のアプリケーションをすばやく Azure に移行することができます。各アプリケーションはそのままの状態で移行されます。このため、コード変更に伴うリスクとコストのどちらも負担することなく、クラウドのメリットを享受できます。

使用する局面:

  • 短期間でデータセンターからクラウドにアプリケーションを移行する必要がある。
  • アプリが Azure の IaaS のスケーラビリティを活かして設計されている。
  • ビジネスでそのアプリケーションが必要であるものの、すぐにその機能を変更する必要がない。
  • アプリケーションまたはデータベースに、Azure IaaS 仮想マシン (VM) を使わないと満たすことができない要件が存在する。
  • コードを変更せずにアプリケーションを移行する必要がある

リホストのサンプル パス

移行の手順

IaaS へのリホスト

データベースのリホスト

最適化

手順 1/4

VM または物理サーバーを Azure にレプリケート

Azure Site Recovery でいくつかのシンプルな手順に従って操作を進め、Windows または Linux を実行する物理サーバーや VMware 仮想マシンなど、各種のサーバーをレプリケートします。アプリケーションのパフォーマンスおよび SLA の要件に応じて、VM を Premium または Standard のストレージ アカウントにレプリケートしてください。

手順 2/4

Azure ハイブリッド特典と Managed Disks の構成

Azure ハイブリッド特典を使用すると、Windows Server 仮想マシンの Azure への移行コストを節約できます。移行する前に、ストレージの種類、可用性セット、VM サイズ、ネットワークなど、評価で提示された推奨構成を適用してください。

手順 3/4

アプリケーションのテストと Azure への移行

Site Recovery により中断を伴わないテスト フェールオーバーを実施して、Azure でのアプリケーションのパフォーマンスのベースラインを確認します。これにより、安心して Azure にアプリケーションを移行できるようになります。

手順 4/4

大量のデータを転送

大量のデータを Azure に転送するにあたって、時間、ネットワークの可用性、またはコストが限られている場合には、Azure Data Box サービスをご利用ください。Data Box は、顧客のデータ リソースの管理を支援した経験が豊富な、多数のパートナーに支持されています。

手順 1/3

データベースの移行

Azure Database Migration Service を使えば、Azure SQL Database Managed Instance、Azure Database Service for PostgreSQL、Azure Database for MySQL など、Azure 上のフルマネージド ソリューションに (SQL Server、オープン ソース、その他の) リレーショナル データベースを簡単に移行できます。非リレーショナル データベースの場合には、データ移行ツールを使って Azure Cosmos DB に移行してください。

手順 2/3

データベースの移行のスケーリング

Database Migration Service を使って複数のデータベースを並行して移行します。

手順 3/3

移行完了

移行したデータベースの準備ができたら、アプリの接続文字列を更新して接続し直すだけです。

手順 1/4

コンプライアンスの確保

ワークロードの望ましい構成を定義するセキュリティ ポリシーを使用して、会社や規制の要件に適合できるようにします。データが暗号化されていなかったり、ファイアウォール規則がなかったりした場合には、Azure Machine Learning により検出されます。

手順 2/4

仮想マシンのバックアップ

Azure portal で、移行が終わった Windows VM と Linux VM をバックアップします。バックアップの情報はすべて、中心となるダッシュボードに保存されるため、予期せずデータを紛失してしまった場合でも、復元が必要なデータをすぐに決定できます。

手順 3/4

コンプライアンス管理

ポリシーを定義して適切なガバナンスを確保し、各種の規範に対するコンプライアンスを監視します。最小権限の原則に沿ったアクセス権の実装には、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) とジャスト イン タイムの管理者アクセスを使用します。

手順 4/4

仮想マシン使用率の追跡

Azure Cost Management を使用して仮想マシンの CPU 使用率を監視することにより、非効率な箇所を検出し、使用率を最適化します。

Microsoft が提供しているサーバーとデータベースの移行ツールを使ってアプリケーションをリホストする方法を説明します。

Azure へのアプリの移行: 選択肢について

おすすめのビデオ

Azure へのデータベースの移行

デモ: アプリケーションを Azure にリホストする

お勧めのテクノロジ サービス

Azure の移行サービスでお客様の個別のシナリオに対応できない場合でも、Microsoft のテクノロジ パートナーが提供しているさまざまな移行ソリューションをご利用いただけます。

リファクター

リファクタリング ("再パッケージ化" と呼ばれることも多い) はクラウド移行の手法であり、アプリケーションを Azure PaaS に接続してクラウドをもっとうまく利用するために必要なアプリケーション コードの変更や構成変更の適用を最小限に抑えることができます。

使用する局面:

  • 既存のコード ベースや開発スキルを使用する必要があり、コードの移植性に懸念がある。
  • Azure で動作するようにアプリケーションを簡単に再パッケージ化できる。
  • Azure によって提供される画期的な DevOps 手法を適用したい。
  • IT チームが一部のワークロードについてコンテナー戦略を使った DevOps に投資をしている。

リファクターのサンプル パス

移行の手順

PaaS へのリファクタリング

データベースを Azure に移行

操作の最適化

手順 1/2

既存のアプリの再パッケージ化

既存のアプリケーションを使用し、Azure の PaaS (サービスとしてのプラットフォーム) 機能を利用できるように再パッケージ化します。 アプリケーションを Azure Container Registry にプッシュし、Azure デプロイのコンテナー イメージを中央レジストリで保存、管理することにより、コンテナー開発を簡略化します。

手順 2/2

Azure Kubernetes サービスにデプロイ

コンテナー化されたアプリケーションを実行するように事前構成されている仮想マシンのクラスターを作成、構成、管理します。この処理は、Azure Kubernetes サービス (AKS) によって簡単になります。

手順 1/2

データベースの移行

Database Migration Service を使えば、Azure SQL Database Managed Instance、Azure Database Service for PostgreSQL、Azure Database Service for MySQL など、Azure 上のフルマネージド ソリューションに (SQL Server、オープンソース、その他の) リレーショナル データベースを簡単に移行できます。非リレーショナル データベースの場合には、データ移行ツールを使って Azure Cosmos DB に移行してください。

手順 2/2

多数のデータベースを同時に移行

Database Migration Service を使って複数のデータベースを並行して移行します。 移行したデータベースを使う準備が整った後、そのデータベースを再接続するだけで、アプリを稼働させることができます。

手順 1/3

Visual Studio Team Services への移行

Team Foundation Server から Visual Studio Team Services にデータと共に移行します

手順 2/3

コンプライアンス管理

ワークロードの望ましい構成を定義するセキュリティ ポリシーを使用して、会社や業界の規制の要件に適合できるようにします。データが暗号化されていなかったり、ファイアウォール規則がなかったりした場合には、Azure Security Center が機械学習を使って検出します。

手順 3/3

コストの監視と視覚化

一元化されたビューで、リソースの使用量やコストを把握できます。自社の運用スタッフやビジネス ユーザーは、カスタムのダッシュボードを作成して、各自のニーズに応じたデータを表示できます。

お勧めのテクノロジ サービス

Azure の移行サービスでお客様の個別のシナリオに対応できない場合でも、Microsoft のテクノロジ パートナーが提供しているさまざまな移行ソリューションをご利用いただけます。

Rearchitect

このクラウド移行戦略では、アプリケーションのコード ベースを変更または拡張することで、クラウドのスケールに合わせてアプリケーション アーキテクチャを最適化します。これにより既存のアプリが最先端のものとなり、回復性とスケーラビリティに優れ、単独でのデプロイが可能なアーキテクチャが実現します。Azure サービスを利用すれば、このプロセスをスピードアップできるほか、自信を持ってアプリケーションをスケーリングすることや、アプリを簡単に管理することが可能となります。

使用する局面:

  • 新機能の組み込みや、クラウド プラットフォームにおける作業効率アップのために、現行のアプリケーションにメジャー リビジョンを実行する必要がある。
  • アプリケーションに対するこれまでの投資を生かしたい。
  • 費用対効果に優れた方法でスケーラビリティ関連の要件を満たしたい。
  • 仮想マシンの使用を最小限に抑えたい。
  • Azure によって提供される画期的な DevOps 手法を適用したい。

リアーキテクトのサンプル パス

移行の手順

PaaS のためのリアーキテクト

データベースを Azure に移行

リリースと最適化

手順 1/3

コードのリアーキテクト

モノリシック アプリケーションを結合度の低い一連のモジュールに分割します。これらのモジュールは、共同でクラウド プラットフォームを利用することになります。

手順 2/3

サービスを個別に開発する

それぞれのマイクロサービスはサイズが小さく、独立したものとなっています。他のサービスとの結合度は低く、それぞれが単体でその機能を果たし、ビルド、テスト、デプロイは別々に行うことが可能です。

手順 3/3

お気に入りのものを使って開発

使い慣れたツールとお好みのプログラミング言語を使って開発します。

手順 1/2

多数のデータベースを同時に移行

Azure Database Migration Service を使い、複数のデータベースを並行して移行します。

手順 2/2

移行完了

データベースの移行が終わり、使用の準備が整いました。あとは接続し直すだけで、アプリが稼働を開始します。

手順 1/3

独立したデプロイ

アプリケーション全体を再デプロイしなくてもサービスを更新できるほか、問題が発生した場合に更新プログラムをロールバックまたはロールフォワードできます。マイクロサービスのデプロイには、Docker を利用できます。

手順 2/3

Azure Container Registry にアプリケーションをプッシュ

Azure Container Registry では、あらゆる種類のコンテナー デプロイのイメージを格納し、管理できます。

手順 3/3

Azure Kubernetes サービスにデプロイ

Azure Kubernetes Service (AKS) を使用すると、コンテナー化されたアプリケーションを実行するように事前構成されている仮想マシンのクラスターを簡単に作成、構成、管理できます。

お勧めのテクノロジ サービス

Azure の移行サービスでお客様の個別のシナリオに対応できない場合でも、Microsoft のテクノロジ パートナーが提供しているさまざまな移行ソリューションをご利用いただけます。

Rebuild

クラウドネイティブ テクノロジを使って、アプリケーションをゼロからリビルドします。Azure PaaS (サービスとしてのプラットフォーム) は、開発とデプロイのための包括的環境をクラウドで実現します。ソフトウェア ライセンスへの出費が抑えられ、その複雑さが解消されるのみならず、基盤となるアプリケーション インフラストラクチャやミドルウェアなどのリソースが不要となります。このクラウド移行戦略でご自分で管理することになるのは、ご自分で開発するアプリケーションとサービスだけです。その他すべての管理は Azure が行います。

使用する局面:

  • 開発は迅速に行いたい。また、現行のアプリケーションは機能と寿命のどちらも足りておらず負担になっている。
  • クラウドネイティブ テクノロジを使って新しいアプリケーションを構築する準備が整っている。
  • 進歩した AI、ブロックチェーン、IoT を使った画期的なアプリを構築したい。
  • ビジネスのイノベーションを促進させたい。
  • Azure によって提供される画期的な DevOps 手法を適用したい

リビルドのサンプル

移行の手順

データベースのリビルド

クラウド ネイティブなアプリのリビルド

リリースと最適化

手順 1/2

データを格納するためのデータベースの作成

Azure Cosmos DB は、グローバルに分散されたマルチモデル データベース サービスです。透過的なスケーリングとユーザーの所在地を問わないデータ レプリケーションにより、使い始めてすぐに任意の数の Azure リージョン全体で分散を実現できます。

手順 2/2

マルチモデル + マルチ API データベース

Cosmos DB なら 1 つのサービスで キー値、グラフ、列ファミリ、ドキュメント データを使用できます。

手順 1/3

PaaS サービスの使用

Azure PaaS なら、スケーラビリティ、高可用性、マルチテナント機能を備えたビルトインのソフトウェア コンポーネントを使用してアプリケーションを作成できます。

たとえば統合ソリューションを必要とするアプリケーションであれば、Azure Logic Apps を利用できます。

手順 2/3

サーバーレスの構築

お好きなプログラミング言語を使ってサーバーレス アーキテクチャのアプリを短時間で構築できます。

手順 3/3

AI を使用したリビルド

Azure Cognitive Services Text Analytics API など、充実した人工知能サービスを使い、学習して適応するインテリジェントなアプリケーションをユーザーに提供します。

手順 1/2

App Service へのアプリの発行

Visual Studio Team Services を使えば、使用言語に関係なく完全な CI/CD パイプラインを作成し、仮想マシン、Azure Service Fabric、Docker コンテナー オーケストレーター (Kubernetes など) など、複数のターゲットに配置できます。

次のステップにお進みください

Azure への移行の工程

評価 評価
移行 移行
最適化 最適化