メイン コンテンツにスキップ

 Subscribe

IoT デバイスから得られるデータが溢れ、ビジネスがグローバルなものとなっている今日、全資産にわたって相関関係を把握し、経時的な傾向を追跡できることが欠かせません。

所定の温度を保たねばならない荷物を載せたトラックを大量に管理するケースを想像してみてください。スケジュールに従って毎日の配送を行っている間に、一部のトラックで低温アラートがトリガーされることがあります。それが同じパターンで何度も発生する場合は、オペレーターとして根本原因分析を実施し、なぜこのようなことが起こっているのか、今後これを防ぐにはどうすればよいかを突き止める必要があります。

このような問題に直面したお客様を支援するために、Azure Time Series Insights を Azure IoT リモート監視ソリューション アクセラレータに統合しましたので、お知らせいたします。Time Series Insights を利用すれば、あらゆる場所のリアルタイム データと経時的なデータ全体を対象に、傾向、異常、相関関係を突き止め、時系列のセンサー データからより高度な分析情報を得ることができます。新しいリモート監視のデプロイ (Basic と Standard の両方) には、追加料金なしですぐに使用できる* Time Series Insights が含まれます。IoT デバイスからのメッセージ データはすべて Time Series Insights に格納されますが、アラーム、規則、構成設定は引き続き Cosmos DB に格納されます。

この機能の追加により、以下が可能になります。

1.リモート監視ダッシュボードにある発信リンクをクリックして、Time Series Insights エクスプローラーでテレメトリ データを視覚化する。

tsi-rm-dashboard

2.あらゆる場所のデバイス データを調べ、ストリームの 1 秒ごとの変化を詳しく確認する。

tsi-chiller-pressure

3.他のデータ ストリームをビューに追加し、原因の特定に役立つ相関関係を見つけ出して、異常の根本原因を診断する。

tsi-all-streams

4.お客様の資産の正常性を常時、最大限に確保できるように、調査から学習して追加の規則を設定する。

rm-new-rule

*注意: Azure China Cloud では、まだ Time Series Insights はご利用になれません。Azure China Cloud における新しいデプロイでは、引き続き Cosmos DB がすべてのストレージに使用されます。

Time Series Insights では、異常が発生したタイミングだけでなく発生した原因までも突き止めることができる、エンドツーエンドのエクスペリエンスが実現されます。Time Series Insights がお客様の IoT ソリューションのさらなるスマート化に役立ったという声や、この新しい機能に関するフィードバックをお待ちしております。

次の手順

  • Explore

     

    Let us know what you think of Azure and what you would like to see in the future.

     

    Provide feedback

  • Build your cloud computing and Azure skills with free courses by Microsoft Learn.

     

    Explore Azure learning


Join the conversation