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ミッション クリティカルなプロセスの取り扱いは、かねてより難しい問題です。顧客に深刻な影響を及ぼすおそれのあるサービス停止のリスクを軽減するために、企業は複数の冗長性を備えたシステムを設計しなければならず、そこから生じる技術的負債を抱えています。そのようなシステムの設計とその後のメンテナンスという 2 つのプロセスが原因となって、業界を問わず多くの企業で生産性と俊敏性が大きく失われています。

クラウド コンピューティングによるソリューションを活用することで、企業はこうした厄介事から解放されます。これからは、重要なワークロードをスムーズに処理するための効果的なソリューションを何週間、何か月もかけて構築する必要はありません。Azure などのクラウド プロバイダーを利用すれば、サービス停止におびえることなくミッション クリティカルなプロセスをすぐに稼働できます。インフラストラクチャの管理に伴うコストも発生しません。

Azure Logic Apps チームが開発した、この分野の最新イノベーションの 1 つである新たな SAP コネクタは、日々のビジネスの成功に不可欠な ERP システムとの統合を容易にします。多くの場合、このような統合ソリューションの実装には、複数のチームで臨んだとしても数か月はかかります。しかし、Logic Apps の SAP コネクタなら、数日どころか数時間で済むことも少なくありません。

Logic Apps と SAP でワークフローを構築するメリット

クラウド インフラストラクチャが提供する幅広い価値を利用できることに加えて、Logic Apps では次のことが可能です。

  • 新たな SAP 統合を実装する際のリスクを軽減し、実装までの期間を数か月から数日に短縮する。
  • お客様に合ったペースで進めることで、クラウドにスムーズに移行する。
  • SAP をホストしている場所に関係なく、業界最高レベルのクラウド サービスを SAP インスタンスに接続する。

Logic Apps を利用すれば、管理の手間がかかる資産だった SAP インスタンスが価値を生み出す中心的な存在へと生まれ変わり、新たな可能性と展望が開けます。

具体例

ソフトウェアを販売する eコマース サイトのシナリオを考えてみましょう。SAP のオンプレミス インスタンスが、サイトから注文データを受信しています。このトランザクション全体を完了するには、SAP ERP ソフトウェアのオンプレミス インスタンス、顧客のソフトウェア ライセンス キーを新規に生成するサービス、顧客への請求書を作成するサービス、そして新規に生成されたキーを最終的な請求書と共に顧客にメールで送信するサービスの間で、いくつかの統合ポイントが発生します。

このシナリオでは、オンプレミス環境とクラウド環境間でデータをやり取りする必要がありますが、これを安全な方法で実現するのは容易ではありません。Logic Apps は、仮想ネットワークを介して安全かつ双方向に接続することでこれを解決し、データの安全性を確保します。

Azure と Logic Apps を活用すれば、1 つのチームが、最小限の時間で、他の主要業務への影響を極力与えないようにしながらこのソリューションを構築できます。

実際にお試しになりたい場合や、このソリューションの実装方法について関心をお持ちの場合は、実装手順を詳しくご説明している Microsoft Mechanics のビデオをご覧ください。

Logic Apps SAP サムネイル

使用を開始するには

Azure Logic Apps は企業内のミッション クリティカルなワークロードの作成と管理の複雑さを軽減し、主要ビジネスの成果を上げる新たなプロセスの実現に専念できるようにします。

今すぐご利用ください。

Logic Apps

Logic Apps と SAP の統合

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