マイクロソフトと 21Vianet は、中国のお客様に世界水準のパブリック クラウド サービスを提供するために行ってきたパートナーシップを延長することで合意しました。21Vianet によって運用されてきた Microsoft Azure と Office 365 は、マイクロソフトが誇る世界最先端の技術と 21Vianet が持つ中国での運用知識を組み合わせることで、中国で約 4 年にわたり 3 桁成長を続けるかつてない成果を上げました。マイクロソフトと 21Vianet が切り拓いたこの画期的な運用モデルは、国際的なクラウド サービスを中国の法規制に準拠しながら運用する手法として有効であることが認められています。
2013 年、マイクロソフトは 21Vianet と提携することで、中国でクラウド テクノロジを提供する初の国際的なパブリック クラウド プロバイダーとなることを発表し、2014 年 3 月に正式にサービスを開始しました。お客様やパートナー様には、既に中国でブランド認知されている Haier、Lenovo、Huawei のほか、スマートフォン メーカーの Xiaomi、自転車シェアリングの Mobike、自動車メーカーの BYD、世界大手のスポーツ用品企業の Amer Sports、建設エンジニアリング業界向け統合ソリューション プロバイダーの Arcplus Data & Innovation Technology など、さまざまな企業が名を連ねています。
21Vianet が運用する Office 365 は、2014 年 4 月に中国でサービスが開始され、現在では中国の SaaS 市場で第 1 位となっています。Huawei、Tencent、Pactera では現在 21Vianet が運用する Office 365 を従業員の皆様が利用し、日常業務を最適化しています。
21Vianet によって運用される Microsoft Azure および Office 365 は、10 種類 (クラウド ホスト、クラウド ストレージ、データベース、クラウド エンジン、ネットワーク負荷分散、エンタープライズ レベルのメール、ファイル共有、オンライン会議、クラウド バックアップ、ハイブリッド クラウド) の信頼されたクラウド サービスの認定を受けており、これによって 21Vianet は、中国で最も信頼できるクラウド サービス プロバイダーとなりました。2017 年には、21Vianet が運用する Microsoft Azure がこの業界として初めて「Hybrid Cloud Solution Assessment」に合格し、Trusted Cloud Conference では唯一「Trusted Cloud Technology Innovation Award-Hybrid Cloud Award」を受賞しました。21Vianet は運営企業としてクラウド サービスに関する最新の規制要件に従うために、新たに必須となった中国のクラウド サービスのコンプライアンスを保証する Internet Resource Collaboration Service (IRCS) ライセンスを 2017 年 8 月に取得しました。
中国市場で築いてきた成長のマインドセットと強い自信を背景に、マイクロソフトと 21Vianet は今、キャパシティの拡大を進めています。マイクロソフトの CEO であるサティア・ナデラは、11 月に開催された Microsoft Tech Summit 2017 で、21Vianet が運用する Microsoft Azure のキャパシティを 2018 年上半期に 3 倍に拡大することを発表しました。Azure のキャパシティ拡大により、最先端の Azure クラウド サービスの柔軟性が向上し、アクセス性も高まります。また多国籍企業のお客様は Azure クラウド インフラストラクチャの規模、能力、安全性を利用することで、中国の顧客のニーズに対応しやすくなります。
中国での Azure サービスの詳細については、21Vianet が運用する Microsoft Azure の公式サイト (www.azure.cn) をご覧ください。