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Azure Blockchain 開発キットの開発者エクスペリエンスの向上

2019年8月2日 に投稿済み

Principal Program Manager, Blockchain Engineering

デジタル トランスフォーメーションが 1 企業の壁を越えて組織間で共有されるプロセスへと拡大する中、企業はワークフローのデータとロジックを共有する方法としてブロックチェーンに注目しています。

この春、Microsoft は Azure Blockchain Service を発表しました。これは、コンソーシアム ブロックチェーン ネットワークの形成、管理、ガバナンスを簡略化するフルマネージドのブロックチェーン サービスです。ユーザーは、数回クリックするだけで、Azure portal の直感的なインターフェイスを使用して、許可されたブロックチェーン ネットワークの作成とデプロイ、コンソーシアムのメンバーの管理を行うことができます。

また、このサービス上でアプリケーションを構築する開発者を支援するために、Azure Blockchain Development Kit for Ethereum を発表しました。この開発キットは Visual Studio Code 経由で配信され、すべての主要なオペレーティング システム バージョンで実行でき、Truffle からのトップレベルの OSS ツールとの緊密な統合など、Microsoft とオープン ソースのブロックチェーン ツールが組み合わされています。この統合により開発者はスマート コントラクト コードを作成、コンパイル、テスト、管理してから、それを Azure のマネージド ネットワークにデプロイすることができます。

Microsoft は、開発者がより速く、より多くのことを行えるように支援できる分野を常に探し、フィードバックに耳を傾けています。今週の TruffleCon では、ブロックチェーン アプリケーションの構築をこれまで以上に簡単に行えるようにするエキサイティングな新機能をリリースします。

  • 対話型デバッガー: Ethereum のスマート コントラクトのデバッグは、これまでは困難な作業でした。Truffle Debugger など、優れたコマンド ライン ツールはいくつかありますが、それらのツールは Visual Studio Code のような統合開発環境 (IDE) には組み込まれていません。Truffle Debugger を Visual Studio Code にネイティブ統合することで、ブレークポイント、ステップイン/オーバー/アウト、コール スタック、ウォッチ ウィンドウ、IntelliSense ポップアップなど、開発者が活用している標準的なデバッグ機能すべてを実現できるため、開発者は問題の特定、デバッグ、解決を迅速に行えるようになります。
  • 自動生成されるプロトタイプ UI: 開発キットにより、Visual Studio Code の中でレンダリングされ、アクティブ化される UI が生成されるようになりました。これにより開発者は、コントラクトの基本的な機能をテストするためだけに他の UI やカスタム ソフトウェアを構築することなく、IDE 環境で直接、デプロイしたコントラクトを操作することができます。開発者がコードを書くことなく、IDE 内でコントラクトの基本的な機能を操作し、テストすることを可能にする、シンプルなグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) ドリブンのインターフェイスを使用することは、生産性の大幅な向上につながります。

Visual Studio Code 内の対話型コントラクト UI

これらの新しいデバッガー機能の追加により、スマート コントラクトのビルド、デバッグ、テスト、デプロイなど、ソフトウェア開発の主要なコンポーネントをすべて、人気の高い Visual Studio Code 開発環境で利用できるようになります。

今週末、2019 年 8 月 2 日から 4 日までワシントン州レドモンドにいらっしゃる方は、TruffleCon でチームがお待ちしています。または、Visual Studio Marketplace にアクセスして、これらの新機能を今すぐお試しください。