UHD コンテンツのエンコードと配信

2016年9月9日 に投稿済み

Principal Program Manager, Azure Media Services

最近の研究によると、HEVC/H.265 などの高効率コーデックのソフトウェア実装は成熟期を迎え、約束どおり、AVC/H.264 と同じ品質で 50% のビットレート削減率を達成できるようになっています。UHD (超高精細) 以上の画質の動画配信を実現するには、効率性を向上させることが不可欠です。現在マイクロソフトは、Azure Media Services における HEVC エンコードおよび配信のトライアルをお客様の協力のもとで実施しています。Premium Encoder と同じプラットフォーム上に構築された新しいエンコーダーでは、以下の機能が強化されています。

  • UHD/4K 解像度での HEVC エンコード (例: ピクセル数 4096 x 2160、フレームレート 60 fps)
  • HDR10 メディア プロファイルによる、カラー サンプルあたりのビット深度 10 ビット、色域 BT.2020、HEVC メイン 10 プロファイルでエンコードされたハイ ダイナミック レンジ (HDR) コンテンツのサポート

エンコード プロセスは、Premium Encoder を使用する場合と非常によく似たものとなります。メザニン ファイルは、HEVC ビデオ/ドルビー デジタル プラスまたは AAC オーディオにエンコードしISO MP4 ファイルとして保存した後、MPEG DASH ファイルに動的パッケージ化して、4K テレビなどのデバイスにストリーミングすることができます。 日本を拠点にビデオ レンタルとオンライン VoD サービス事業を手掛ける TSUTAYA は現在このワークフローのテスト中で、圧縮ツールが自社基準を満たすことを確認しています。 皆様もぜひエンコーダーの出力結果をご自身の目でご確認ください。テスト動画へのリンクはこちらです。HEVC のハードウェア デコードに対応した Windows 10 デバイスで、Edge ブラウザーを利用してご覧いただけます。

トライアルへのご参加をご希望の方は、ams-uhdsup@microsoft.com までお問い合わせください。