Azure Storage で静的 Web サイトのホスティングのパブリック プレビューを開始

6月 28, 2018 に投稿済み

Program Manager, Azure Storage
2018 年 12 月 12 日より、Azure Storage で静的 Web サイトは一般提供されています。詳細については、「Azure Storage で静的 Web サイトの一般提供を開始」と題するブログ記事を参照してください。

このたび、Azure Storage で静的 Web サイトのホスティングのパブリック プレビューを開始しました。すべてのパブリック クラウド リージョンで利用可能で、今後、政府機関向けリージョンおよび国営クラウドもサポートする予定です。

この新しいストレージ機能セットを使用すると、コスト効率の良いスケーラブルなソリューションを構築して、Azure で最新の統合型 Web アプリケーションをホストできるようになります。静的 Web サイトでは、Web ページに静的コンテンツと JavaScript などのクライアント側のコードが含まれます。一方、動的 Web サイトはサーバー側のコードに依存するため、Azure Web Apps でホストすることができます。弾力性が高くコスト効率の良いモデルへの移行が進む中で、サーバー管理のいらない Web コンテンツ配信機能が求められています。Azure Storage の静的 Web サイト ホスティングなら、Azure Functions などの PaaS サービスを活用したサーバーレス アーキテクチャの優れたバックエンド機能によって、このニーズに応えることができます。

しくみ

ストレージ アカウントで静的 Web サイトを有効化すると、次の形式の Web サービス エンドポイントが新規作成されます。

<account-name>.<zone-name>.web.core.windows.net

この Web サービス エンドポイントは、匿名の読み込みアクセスを常時許可し、サービス エラー発生時に指定の HTML ページを返し、さらにオブジェクト読み込み処理のみを許可します。また、要求されたディレクトリのルート ディレクトリとすべてのサブディレクトリのインデックス ドキュメントを返します。カスタム エラー ドキュメントを構成しておくと、ストレージ サービスが 404 エラーになった際に Web エンドポイントがそのエラー ドキュメントを返します。

使用を開始するには

この機能セットは、最新リリースの Azure portal.NET クライアント ライブラリ (バージョン 9.3.0)、Java クライアント ライブラリ (バージョン 8.0.0)、Python クライアント ライブラリ (バージョン 1.3.0)、Node.js クライアント ライブラリ (バージョン 2.10.0)、Visual Studio Code 拡張機能 (バージョン 0.4.0)、CLI 2.0 (拡張バージョン 0.1.3) でサポートされます。今後 Storage ExplorerPowerShell もサポートされる予定です。通常どおり、Storage Services REST API を直接使用することもできます。静的 Web サイトは、REST API バージョン 2018-03-28 以降でサポートされます。なお、この機能を使用するかどうかにかかわらず、最新バージョンを使用されることをお勧めします。

Azure Storage で Web アプリケーションのホストを開始する場合は、次のスクリーンショットのように Azure portal からこの機能を構成します。Azure portal で GPv2 ストレージ アカウントを作成するか、既存の GPv2 アカウントを使用して、左側のナビゲーション バーで [設定][静的な Web サイト (プレビュー)] の順にクリックします。[Enabled] をクリックしてインデックス ドキュメントの名前とカスタム エラー ドキュメントのパス (オプション) を入力します。

静的 Web サイトを有効化するときに作成される $web コンテナーに Web アセットをアップロードします。この操作を直接 Azure portal から行うことも、Visual Studio Code 拡張機能を使用してディレクトリ構造全体をアップロードすることもできます。$web コンテナーを右クリックして [Deploy to static website] を選択してから、アップロードするディレクトリを指定します。このとき、自身で構成したインデックス ドキュメントの名前を必ず含めてください。この例では、ドキュメントの名前は「index.html」となっています。

最後に、Web エンドポイントに移動して Web サイトをテストします。カスタム サーバーレス Web アプリの構築のチュートリアルで、Web サイトにさまざまな機能を追加する方法を説明していますのでそちらもご確認ください。

フィードバックのお願い

Azure Storage での静的 Web サイトのホスティングは、無料でご利用いただけます。この機能セットの詳細については、静的 Web サイトのドキュメントをご覧ください。

今回ご紹介した機能について、ぜひメール (AzureStorageFeedback@microsoft.com) でご意見をお聞かせください。Azure Storage に関するアイデアやご提案は、Azure Storage フィードバック フォーラムまでご投稿ください。