Azure Storage の BLOB インデックスを使用したデータの管理と検索 — プレビュー開始
BLOB インデックスは、マネージド セカンダリ インデックスの一種であり、多次元オブジェクト属性を格納して、Azure Blob Storage のデータ オブジェクトについて記述できます。この機能をプレビューで使用できるようになりました。BLOB ストレージ上に構築された BLOB インデックスは、すべてのワークロードに一貫した信頼性、可用性、パフォーマンスを提供します。BLOB インデックスのネイティブ オブジェクト管理とフィルター機能により、データに設定された属性タグに基づいてデータを分類および検索できます。 BLOB インデックスでデータを管理および検索する データセットが大きくなるにつれて、広大なデータから特定の関連オブジェクトを見つけるのは困難で面倒な作業になります。これまで、クライアントは ListBlobs API を使用して一度に 5,000 件の辞書式レコードを取得し、リストを解析し、必要な BLOB が見つかるまで繰り返していました。また、一部のユーザーは、個別のルックアップ テーブルを管理して特定のオブジェクトを検索するという手法を取っていました。これらの個別のテーブルは同期しない可能性があるので、コストや複雑さが増大し、ストレスにつながります。ユーザーは、データの編成やインデックス テーブルの管理について心配することなく、自らのビジネスを成長させる強力なアプリケーションの開発に集中できる必要があります。 BLOB インデックスを使用すると、すべての BLOB 型 (ブロック BLOB、追加 BLOB、ページ BLOB) がサポートされるため、データ管理の手間やクエリに関する問題が軽減されます。BLOB インデックスは、使い慣れた BLOB ストレージ エンドポイントと API を通じて公開され、データと分類インデックスの両方を同じサービスで簡単に保存してアクセスできるため、アプリケーションの複雑さも軽減されます。 BLOB インデックスに値を格納するには、アップロード中の新しいデータ、またはお使いのストレージ アカウントの既存データのいずれかで、データのキー値タグ属性を定義します。これらの BLOB