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プレビュー

半導体業界のリーダー企業との新しい Azure RTOS コラボレーション

公開日: 4月 02, 2020

組み込み開発者は、リソースに制約があるデバイスで信頼性の高いリアルタイムのパフォーマンスを実現し、Azure IoT の機能とのシームレスな統合を活用できるようになりました。業界のリーダー企業であり、32 ビット マイクロコントローラー (MCU) 市場の大多数を占めている STMicroelectronics、ルネサス、Qualcomm、NXP、マイクロチップの各社は、Azure RTOS ThreadX に対応した組み込み開発キットを提供します。ThreadX は、高速で信頼性の高い小規模なリアルタイム オペレーティング システムで、世界中の 62 億を超えるデバイスで実行されています。ThreadX をコンポーネントとして利用できる Azure RTOS は、市場投入までの時間を短縮できる組み込み IoT アプリケーション開発スイートです。

Microsoft では、すべての Azure RTOS コンポーネントの完全なソース コードを GitHub に公開する予定です。これにより、開発者は Azure RTOS を自由に試し、ニーズに合わせて開発、テスト、調整を行えるようになります。開発者が自分のコードを運用環境に組み込む準備が整って、サポートされている MCU デバイスにデプロイすると、運用環境向けのライセンスが自動的に適用されます。運用環境で他のデバイスを使用する場合は、直接ライセンスの詳細について Microsoft に問い合わせることができます。 

Azure RTOS には、Azure IoT Hub、Azure IoT Central、Azure IoT Edge ゲートウェイに接続するための使いやすいリファレンス プロジェクトとテンプレートが用意されており、Azure Security Center との優れた統合機能も備わっています。近日中に、Azure RTOS には IoT デバイスの脅威と脆弱性を監視するための Azure Security Center モジュールが付属する予定です。 進化し続けるサイバーセキュリティの脅威に対処し、高度なセキュリティで保護された接続デバイスで信頼性の高いリアルタイムのパフォーマンスを提供したいと考えているパートナーには、最も要求の厳しい環境にも対応できるように、Azure RTOS と Azure Sphere を組み合わせて使用することをお勧めします。 

詳細情報

  • Azure Sphere
  • Microsoft Defender for Cloud
  • Operating System
  • SDK and Tools