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ハイブリッド クラウド アプローチを取り入れているお客様は、真のビジネス価値を実現しています。この傾向は世界中の企業で見られます。パブリック クラウドとローカル データセンターの両方に加えてエッジ機能を導入できることで、お客様は IT の俊敏性を向上させ、効率を最大限に高めることができます。また、ハイブリッド アプローチには、お客様を引き続き Azure へ導くというメリットがあります。Azure はハイブリッド向けに構築されているクラウドです。ハイブリッド戦略はインテリジェント クラウドとインテリジェント エッジの使用という新しい応用パターンへと進化しており、Microsoft はこの戦略の実現への投資を弱めてはいません。

新機能について紹介する前に、Microsoft がハイブリッド アプローチの実現になぜこれほど熱心なのかを説明したいと思います。それは、過去数十年にわたってお客様とそのビジネスに対する理解を深めてきたことに端を発しています。世界中のあらゆる組織がクラウド イノベーションから恩恵を得られるようにしたいと考えています。基本的に、ハイブリッドにより、あらゆる組織がこのテクノロジ変革に参加できます。この域を越えてインテリジェント クラウドとインテリジェント エッジの両方を活用することで、優れたエクスペリエンスが実現し、文字どおりあらゆるユース ケースのエクスペリエンスが最適化されます。 

本日は、最終的により広範な顧客ニーズに対応するのに役立つ、Azure ハイブリッド ポートフォリオの新製品と更新についていくつかご紹介します。

Azure Stack ファミリの拡張

2017 年に世界中での提供を始めて以来 Azure Stack は、ネットワークに接続されていない場所を含めたオンプレミスで整合性のある Azure サービスを使い、クラウドネイティブなアプリケーションの構築や実行を行えるユニークなサービスとして、お客様の注目を集めてきました。現在、Azure Stack は 92 か国で提供されており、公表されているハードウェア パートナーは 8 社あります。Airbus Defense & SpaceKPMG NorwayiMOKO をはじめとするお客様が、ハイブリッドおよびエッジ シナリオを実現するために Azure Stack を使用しています。より広範なお客様のニーズに対応して、お客様が利用しているデータセンターで仮想化されたアプリケーションを実行できるよう、Azure Stack サービスの拡張を続けていきます。 

Azure Stack HCI ソリューションの紹介。 アプリケーション ポートフォリオ全体を検討する際、お客様は既存のアプリケーションをアップグレードして最新のハイパーコンバージド インフラストラクチャ (HCI) 上で実行し、効率とパフォーマンスを高めたいと考えます。これは多くの場合 "レガシ" アプリケーション向けのアプローチではあるものの、HCI への移行において、お客様はハイブリッド クラウド HCI ソリューションも活用できるようになりました。既存の HCI テクノロジを Azure Stack ファミリに取り入れています。これにより、お客様は、仮想化されたアプリケーションをオンプレミスで実行し、バックアップやディザスター リカバリーなどの Azure 管理サービスに直接アクセスできます。Azure Stack HCI ソリューションは、既存の Azure Stack と同じ、ソフトウェアによるコンピューティング、ストレージ、およびネットワーク テクノロジを搭載し、Windows 管理センター内の Azure ハイブリッド サービスを経由することでクラウド アクセスを簡素化しています。Azure Stack HCI は、Azure の広範なハイブリッド機能セットに追加される最新ソリューションです。Azure Stack HCI について詳しくは、Arpan Shah のブログをご覧ください。

Azure Stack のその他の顧客オプション。 Azure Stack エコシステムは、現在さまざまな形で成長しています。Dell EMC Tactical Microsoft Azure Stack が一般提供されました。リモートの厳しい状況で、ネットワーク接続が限られていたりモビリティと高い移植性が要求されたりする運用環境に Azure と整合性のあるクラウドを導入します。この新しいサービスでは、整合性のあるハイブリッド クラウド アプローチを実現しながらも、Azure Stack を使っていっそう幅広いユースケースをサポートすることができます。

エッジでのさらなるイノベーションの実現

ハイブリッド クラウドは、単なるデータセンターとパブリック クラウドの統合から、地球上の最へき地さえも含むエッジで利用できる、パブリック クラウドと連携するコンピューティングのユニットへと進化を遂げています。インテリジェント クラウドとインテリジェント エッジと呼ばれるこの新しい時代について詳しくは、過去のブログをご覧ください。インテリジェント エッジで魅力的なのは、ハイブリッド アプリケーションに関する同じパターンおよび原則の多くがエッジ アプリケーションに適用される点です。つまり、お客様が現在ハイブリッド クラウドに対して行っている投資、およびこれらのハイブリッド アプリケーションの実行から育まれたスキルセットにより、お客様はエッジ コンピューティングとツールを活用し、将来的にさらに大きなメリットを実現できます。お客様がこの潜在能力を活用できるようにするというゴールに向けて、いくつかの新しいエッジ機能を発表します。

Azure Data Box Edge の提供開始 本日、Azure Data Box Edge を一般公開しました。昨年 9 月に、エッジ コンピューティングおよびネットワーク データ転送機能を搭載した Data Box Edge アプライアンスをプレビューしました。Data Box Edge は、コンテナー向けのクラウド マネージド コンピューティング プラットフォームをエッジで提供し、お客様がエッジでデータを処理し、Azure Machine Learning と Intel Arria 10 FPGA による機械学習ワークロードを高速化できるようにします。また、Data Box Edge により、お客様は、クラウド規模での詳細分析やモデルの再トレーニング、または長期保存目的でデータをインターネット経由で Azure にリアルタイムで転送できます。本日提供される Azure Data Box Gateway 仮想アプライアンスでも同じことが可能です。両製品について、また、Cree、Esri などのお客様が Data Box Edge を既にどのように使用しているかについて詳しくは、Dean Paron のブログをご覧ください。

今週:ハイブリッド クラウドに関する仮想イベントにご参加ください

Azure ハイブリッド クラウドの詳細をご確認いただけます。また、話は変わりますが、今週後半に私が主催するエンタープライズ向けのハイブリッド クラウドに重点を置いた仮想イベントにご参加いただければ幸いです。お客様、アナリスト、技術リーダーの皆様と、ハイブリッド クラウドへのアプローチ方法、たとえば何がうまくいっているか、どのような教訓を得たかなどについて話し合えるのを楽しみにしています。アプリケーション イノベーション、セキュリティ、ガバナンス、移行、エッジ コンピューティングといったトピックを取り上げる予定です。イベントは、2019 年 3 月 28 日 (木) 午前 8 時 (太平洋標準時) に始まります。こちらからご登録ください

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