Azure Monitor に新しい ASP.NET コア メトリックである Worker Service SDK を追加

2019年10月14日 に投稿済み

Program Manager, Azure Monitor

Azure Monitor の Application Insights により、開発者と IT プロフェッショナルは、クラウド、オンプレミス、およびハイブリッドソリューションでホストされている分散サービスを監視、デバッグ、診断、改善できます。

Web アプリケーションに対応した Application Insights for ASP.NET Core 2.8.0 と非 Web アプリケーションに対応した Application Insights for .NET Core Worker Service 2.8.0 のリリースでは、次のような新たな価値を開発者にお届けします。

  • サポート対象のアプリケーション タイプの追加。
  • アラート設定が可能な新しいメトリック。
  • ASP.NET Core 3.0 のサポート。
  • クロスベンダーの分散トレース。

サポート対象のアプリケーション タイプの追加

Application Insights Worker Service SDK では、新しい ASP.NET Core 3.0 Worker Service テンプレートをサポートしています。このサポートの追加では、GitHub の顧客エンゲージメントによる優先度設定が反映されています。この SDK によって、.NET Core Worker Service のアプリケーションだけでなく、コンソール アプリケーション、キューの処理、バックグラウンド ジョブなどの Web 以外のアプリケーションでも Application Insights の機能を最大限に活用できます。ステップ バイ ステップのオンボーディング ガイドを使って、今すぐお試しください。

アラート設定が可能な新しいメトリック

イベント カウンターを使用すると、ガベージ コレクションの時間、割り当て率、スレッド プール キューの長さなど、新しいメトリックの監視とアラート設定を行えます。また、イベント カウンターによって、従来の Windows コンポーネントであるパフォーマンス カウンターが拡張され、Linux、macOS、Windows に対応するクロス プラットフォームの機能となりました。Application Insights ではこれらのメトリックの収集がすぐに行えるようになったため、監視とアラート設定が容易になりました。

さらに、好評の Live Metrics Stream を使用して、Linux、macOS、Windows の CPU 使用率を 1 秒の待機時間で監視できるようになりました。このマイルストーンが意味するのは、Linux であっても、macOS であっても、Windows と同等のライブ メトリック機能が利用できるようになったということです。これは、クロス プラットフォームで同等の機能を提供するという弊社のコミットメントを強化するものです。

ASP.NET Core 3.0 のサポート

Application Insights では、Application Insights ASP.NET Core 2.8.0 SDK 以上を使用している場合に、ASP.NET Core 3.0 アプリケーションがサポートされるようになりました。

クロスベンダーの分散トレース

W3C Trace Context を採用するベンダーは増え続けていますが、Microsoft もその一員に加わります。これは、W3C Trace Context 標準に準拠する他のアプリケーション パフォーマンス監視ベンダーによってインストルメント化されたすべてのサービスを対象に分散トレースが可能になることを意味しています。W3C Trace Context 標準を採用するベンダーが増えるたびに、分散トレースの到達範囲も広がります。

今後の計画

Azure App Service での Application Insights ASP.NET Core 3.0 のサポートを 11 月にリリースする予定です。