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このたび、Azure と Sylabs は、Open Container Initiative (OCI) 配布仕様をサポートするレジストリでの Singularity コンテナー イメージの格納を実現するコラボレーションを発表しました。Singularity バージョン 3.0 では、安全な新しい Singularity Image Format (SIF) が定義されています。

Azure Container Registry では、さまざまな種類の成果物を格納するための共通ライブラリとしての OCI Registry as Storage (ORAS) プロジェクトへの取り組みを通じて、OCI 配布ベースのレジストリでの Helm、CNAB、その他のクラウド ネイティブな成果物の格納がサポートされるようになっています。同じ共通ライブラリを活用して、Singularity Image Format コンテナー イメージを、Azure Container Registry やその他の OCI 配布ベースのレジストリに格納できるようになりました。

Singularity のいくつかの最新リリースでは、Open Containers Initiative (OCI) から生まれた標準とのコンプライアンスに重点を置いてきしました」と Singularity の創始者で、Sylabs の CEO である Gregory Kurtzer 氏は言います。「実際のところ、Singularity は OCI が支持するイメージ仕様とランタイム仕様の両方に準拠しています。ただし、これらの標準の採用を実際に推進するには、コンテナーの分散という問題にも対処する必要があります。幸いなことに、ORAS ではこの重大なギャップに対処しており、企業での広範な導入へのハードルが大幅に低められています。Azure との継続的なコラボレーションを通じて、Singularity が "ORAS 対応" であることを保証できることを喜ばしく思います。初期の取り組みを通じて、SIF コンテナー イメージを、Azure Container Registry やその他の OCI 配布ベースのレジストリに格納および取得できるようになりました。Azure Container Registry で標準に準拠したコンテナーの活用を希望しているお客様にとって、Singularity を介した ORAS のサポートは大きな前進となります

Sylabs および Singularity コミュニティは常に相互運用性に注力してきました。この新しい統合は、コンテナー コミュニティにとって、より幅広いソリューションセットを生み出す概念拡張となります。既に Azure Container Registry やその他の OCI 配布ベースのレジストリを使用しているお客様の場合、この新たなコラボレーションによって、ワークフローへの SIF コンテナー導入に向けた統合パスが可能となります。

Sylabs とのコラボレーションで行われたこの取り組みにより、Singularity を使用しているお客様は、Azure Container Registry や他の OCI 準拠レジストリへの投資を活用できるようになります。その場合、別の SIF 配布ライブラリを実行および管理する必要はありません。

詳細については、GitHub の「Using OCI Compliant Registries as Artifact Registries (成果物レジストリとしての OCI 準拠レジストリの使用)」を参照してください。

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